日本に帰って来て3年半経ちました

なんと前回のブログから三年たっていました。時間経つの早すぎて恐ろしい!しかし充実の三年でもありました。仕事の方は,素晴らしい仲間との出会いもあって,色んな共同研究が立ち上がったり,あこがれだったJSTさきがけに採択されたり,日本に帰って来て良かったなと思えることが沢山ありました。生活の方も,東京・下町の暮らしが意外に面白く,ご近所さんとの出会いあり,旧友とも仲良くできたり,といいこと沢山ありますね。

日本の暮らしで素晴らしい!と思うのは,鍼灸や整体などの代替医療が充実していて質が高いこと。そして普段の生活のなかでそこそこ歩けること。ずいぶん体調が良くなりました。ごはんが美味しい,とか温泉最高!とかもポイント高いです。

何よりも(今,TPPで先行きが危ぶまれてはいるものの)医療保険制度が安定しているのは嬉しい。アメリカでは医療保険がいつも頭痛のタネで,加入するのも保険料を払うのも一仕事だし,病気すると非常に高額な請求が来て破産する人も多いのです。日本でびっくりしたのが,区役所に行くと5分くらいで国民健康保険に加入できて,その日から保険証使えるんですよ!!なんて素晴らしいんでしょう。(しかし逆に大学に常勤雇用されたときに加入した文科省の共済組合は保険証もらえるまでに1〜2ヶ月かかってしまい,おちおち風邪もひけなかったです。)

そうそう,筑波大学では,今年の4月から春日キャンパスに異動して,助教の先生のお仕事を始めています。来月から年度末まで産休と育休を取得する予定なので,学生さんと身近に接するのは来年度からですが,今からとっても楽しみです。